日本人の貯金好き(資産の割合)

日本人の貯金好き(資産の割合)

こんにちは。

10月に入りました。日も短くなり徐々に秋らしくなってきました。

今回はの話題は日本人の貯金好きについてです。

日本人の貯金好き

みなさんも耳にしたことがあると思いますが、
日本人が諸外国に比べて世帯あたりの金融資産が多いのですが、
しかも資産のうち現金や預金の割合が多いです。

日本銀行行調査統計局による調査によると、
日米の家計における資産構成に大きな違いがあることとがはっきりと分かります。
以下のグラフをご覧ください。

資金循環の日米欧比較(2019年8月29日)(https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf )より

平均的には、日本人は半分以上(53.3%)の資産を現金・預金の形態で保有しています。
債務証券・投資信託・株式等は合計しても15%ほどしかありません。
逆に米国人は、債務証券・投資信託・株式等を併せると50%以上になり、
一方で現金・預金は13%ほどの割合しかありません。
米国人が極端だとしても、ユーロ圏では、
債務証券・投資信託・株式等を現金・預金と同程度の割合で保有しています。

最近でこそ、日本でも株式投資はメジャーになり、
投資を実践している人も珍しくなくなってきました。
NISAやiDeCoなど、投資を推進する制度が導入されており、
特に20代や30代の若い世代の人は投資に抵抗がない人も多いと思います。

しかし、それでも依然として、
欧米、特に米国と比べると、非常に現金への信用が大きいことがわかります。
私としては、日本人ももう少し投資に目覚めてほしいと思っています。

投資環境の違い

日本人の貯金好きは、民族的な安定志向の傾向を反映しているのかもしれません。
ただ、投資や資産運用などの教育が十分に行き届いていないのと、
投資(特に株式)で得られる環境の違いが重要ではないかと、個人的には考えます。

日本では、投資(特に株式)というとギャンブルに近いイメージがある場合も多く、
堅実に資産形成するというイメージはあまりないと思います。

また、日本では、長期的に経済が低迷していることもあり、
ここ30年間株式に投資していても、平均的にはそれほど利益が出ない状態でした。
日経平均株価の以下のチャートを見ても一目瞭然です。


引用元:https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/

それに対して米国のNYダウ(ダウ工業株30種)は、
以下のチャートを見ていただくと分かるように非常に大きく上昇しています。
これほど良い環境ですと、アメリカ人には、
株に投資することが有望な資産形成の手段として認識されうると考えられます。

引用元: https://diyislife.net/1762/

とはいえ、日本人も米国の株やインデックスに投資することもできます。
常に米国の株が他地域よりも高いパフォーマンスになるとは限りませんが、
外国の株式もポートフォリオの一部として運用することで、リスク分散の効果もあります。

現金・預金はインフレに弱い

日本政府は、インフレターゲットを年間2%としています。
依然達成できてはいませんが、これが実現すると、
お金に対して、商品・サービスの価格が相対的に毎年2%上昇することになります。
すなわち、去年1000円で買えた品物が今年は1020円になるということです。

緩やかなインフレがマクロ経済的に悪いこととは思いませんが、
低金利の状況下では現金・預金で資産を持つことは、
実質的に資産が減少することになりかねません。

まとめ

日本人の貯金好きはデータの上でも明らかです。
ただ現在、預金金利は低く、銀行にお金を預けていても、ほとんどお金が増えることはない状況です。
全資産を投資するなどという極端な配分は必要ないですが、
一部を株式投資に当てることは有効な手段となりえます。
資産形成を考えるならば、正しい投資の知識を身につけ、
許容できるリスクの範囲内で投資を行なうことが必要になっていると考えます。

今回は以上です。

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