バンガード社に学ぶ下落時の投資判断

バンガード社に学ぶ下落時の投資判断

こんにちは。

緊急事態宣言が発令された状況で、みなさまはとのように過ごされているでしょうか。
まだ日本の新型コロナウィルスの感染者数は増加傾向にあり、しばらくの間は引き続き外出をひかえ事態の収束を待つしかないようです。
私自身は、普段はなかなか時間が取れず読みたい本も読めないのですが、ほとんどの時間家にいる現在は読書にいそしんでいます。
外出できず日光を浴びないでいるとストレスが溜まりがちですが、それでも時にはサイクリングなどでリフレッシュして精神的に滅入らないように心がけています。

 

さて、低コストインデックスファンドの運用において世界的な権威であるバンガード社のウェブサイトにて、今回のような下落局面における投資家へのアドバイス「市場の下落期に避けるべき3つの過ち」が掲載されています。

 

「3つの過ち」とは以下の3つです。それぞれの具体的内容は、ぜひバンガード社のウェブサイトにてご確認ください。

1. 計画を立てない
2. 「損失」にこだわり続ける
3. 投資機会に過剰反応する、あるいは機会を見逃す

前提として、バンガード社の基本スタンスは、株式と債券(さらには現金)というように、資産を多くのクラスに分散することが一般の投資家のリスクヘッジとして有効であるという考え方です。
しかし、投資方針が違う方であっても、投資のプロフェッショナル(ただし高コスト金融商品で投資家から金をむしり取ろうとする金融関係者は除外)のアドバイスに耳を傾けるのは無駄ではないと思います。

 

記事の中で、私が特に興味深いと感じたのが、株式・債券の保有割合に応じたリスクの大きさを示した以下の図です。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/resources-learning/markets-economy/3-mistakes-during-a-market-downturn.htm

株式中心のポートフォリオでは、今回のコロナ暴落のような大きな下落局面で大きく資産価値が下がりますし、逆に上昇局面では大きく上がります。
つまり、資産のうち株式の割合が高いほど、リスク(値動きの度合い)が高くなりますが期待リターンは大きくなります。
私自身は、投資は株式中心(80%以上)で、リスクを取って大きなリターンをねらっています。
しかし、今回の暴落でストレスが強いようだと、バンガード社が言うように、ポートフォリオの見直し(債券等の別クラスの保有割合を増やす)が必要かもしれません。

 

また、もう一つ興味深いのが、バンガード社がマーケット・タイミングを不毛な行為と考えていることです。
以下の図は、バンガード社による統計的な分析から、ベスト取引日・ワースト取引日の発生時期を表しています。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/resources-learning/markets-economy/3-mistakes-during-a-market-downturn.htm

どれくらいの期間での売買を想定するかによりますが、特に短期間の取引では、下落と上昇をうまくとらえて売買を繰り返して利益を得るのは非常に難しいことですよね。
インデックス運用中心の堅実な投資家に対しては適切な助言だと思います。

ちなみに、マーケット・タイミングとは以下の意味をもつ用語です。
ようするに、デイトレードに代表される、相場を読んで「安く買って高く売る」を繰り返す投資方法です。
バンガード社は、このような方法は絵に描いた餅だと言っているのですね。

マーケット・タイミング
文字どおりには「市場の頃合い」であるが、通常は市場の動向等を見計らい、安い価格で購入し高い価格で売却することあるいはそれを目的とする投資手法を指す。例えば、市場において相場の上昇が期待されるときには高リスク銘柄を選択し下降相場では逆の行動をとる手法や、ある銘柄を相場の状況等を見ながら売買する手法などがある。

出典:https://www.pfa.or.jp/yogoshu/ma/ma02.html

 

バンガード社の投資方針に共感する方は、より具体的な投資方針を解説している以下の資料を読まれることをお勧めします。
これは、上記の「1.計画を立てない」という過ちに対する解決策になっています。

日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則

 

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。

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